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2024.02.14
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遺品整理・特殊清掃 開業・運営ガイドブック(遺品整理・死後事務専門 行政書士 谷茂著)
本書の目次と概略
目次
1章 遺品整理業を始めるための事前準備
・遺品整理業を始めるにあたって必要な資格や届出の有無、必須となる提携先とその関係について
2章 遺品整理の依頼
・実際の遺品整理の流れを、問い合わせから完了までの流れに沿って、各箇所の注意点など気を付けないと失敗する部分について
3章 遺品整理のトラブル事例
・実際に筆者が経験した遺品整理で起きたトラブル事例の紹介
4章 相続業務を手掛ける士業視点からみた遺品整理業務
・士業が遺品整理業者に期待している事や遺品整理業者と士業で異なる遺品整理現場の貴重品の取り扱い等について
5章 実際の遺品整理業務での参考事例や相談事例
・遺品整理業を始めるうえで事前に知っておきたい相談事例等について
死後事務委任契約に欠かせない遺品整理について
死後事務委任契約を行うにあたって委任内容に盛り込まれることの多い「遺品整理」という作業。一般的に身元保証会社等では、遺品整理を外部の遺品整理業者へ依頼していることが多いと思われます。
当協会はもともと遺品整理会社に長年勤めていた代表が遺品整理専門の行政書士として活動していたこともあり、現在も死後事務委任のご依頼者のお部屋の整理は代表が自ら行っております。
また、当協会に限らず死後事務を受任するなら一度は必ず死後事務受任者自らの目で確認しておくべきだと考えています。
これは、成年後見等を行う弁護士や司法書士といった専門職の後見人にもあてはまることですが、遺品整理の現場は相続手続きや死後事務に必要となる故人の情報がまとめて保管されている一種の金庫のようなものであり、死後事務受任者が自ら確認して必要書類を集めるのが一番確実と言えます。
もちろん、全ての死後事務受任者が遺品整理を自ら行うなんてことはできないですので、外部の遺品整理業者を利用することもあるでしょう。
しかし、遺品整理業者に全て丸投げしてしまって大丈夫ですか?大事な資料や貴重品が誤って処分されていませんか?場合によっては、遺品整理業者の不法投棄や金品の着服といった事件に巻き込まれてしまう可能性もあります。
そうした、遺品整理にまつわる注意点や死後事務受任者としてどういった点を注意して遺品整理を進めていけば良いのかの参考にもなりますので、書籍のメインは遺品整理開業に向けての内容となっておりますが、死後事務をこれから受任しようと考えている方にも読んで頂きたい内容となっています。
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